古くはヨーロッパで貴族が家の紋章を刻んだシグネットリング。その伝統的なリング(印台)を、タイムレスなシルエットと繊細な彫金技術で現代に寄り添うフォルムへと表現。中央部分はフランスの石畳を意味するパヴェスタイルでダイヤモンドを敷き詰め一体感のあるフォルムに仕立て上げました。その周りにはミルグレインを施し、ほんのりクラシカルな香りを添えました。
石座の側面は三角形にデザインして、メレダイヤモンドをセッティング。手の動きによって様々な煌めきを放つ小粋な佇まいに。表面は艶消し細工、使い込む程に味わいある風合いに。一つずつブラシにより手仕上げしています。落ち着きのある普遍的な美しさと、細部まで丁寧に作り込まれたディテールが装いに新鮮さを与えてくれるデザインです。